有馬記念回顧

結果としては多くの競馬ファンが望む通り、キタサンブラックの逃げ切り。見事、有終の美を飾ってくれました。
1枠2番から楽に先手をとってから、1000mの通貨タイムが61.6。完全にキタサンブラックのペースでそのまま押し切りという結果。
なんで誰もいかなかったのか、武豊を気にしすぎだという批判もありましたが、あの状況で動くのは無謀に近いですからね。動けなかった、動きようがなかったというのが正確でしょう。2着はクイーンズリング。近走の低迷ぶりにも関わらず見事にこの馬をエスコートしたのは、ルメール騎手だからこそなせる技です。3,4着はハーツクライ産駒のシュヴァルグラン、スワーヴリチャード。展開が向いていなかったのも確かですが、ハーツクライ産駒事体、この舞台はあっていないように思いますね。ハーツクライこそディープインパクトを負かしたわけですが、産駒は中山コースでのG1未勝利ですね。

何はともかく今回の最注目馬のキタサンブラックが無事にしかも最高の形で引退の花道を飾ってくれたことが何よりです。
まずは人馬ともにゆっくり休んでくださいと言いたいですね。